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実際のデータでレビュー。「ウェイトブランケット」の恐るべき睡眠効果。

2022年10月22日

こんにちわ!じまろーです。

よく眠れていますか?

わたしは、睡眠の質があまり良くないと自覚しています。夜中に1回以上はトイレで目が覚めていました。夜中一度起きてしまうと、もう一度寝ることができないことも多々ありました。

そんなわたしが、「よく眠れた~」と実感しています。それが「ウェイトブランケット(加重毛布)」を使用して眠った目覚めのときなのです。しかも私の愛用の睡眠管理ガジェット「OURA RING」で測定した睡眠スコアもその効果を如実に表していました。

この睡眠効果をぜひ多くの人に伝えたいと思い、この記事を書いています。

睡眠の質を管理できる「OURA RING」については下の記事で紹介していますので、興味をある方はぜひご覧ください。

健康生活は睡眠管理から。睡眠ガジェットOURA RING を1年使用してみたレビュー

こんにちわ!じまろーです。 この記事は、下のような方に向けて書いています。 こんな方におすすめの記事です 自分の睡眠時間や睡眠の質を精度高く管理したい。 自分の眠っている時間を正確に把握したい。 信頼 ...

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この記事はこんな方におすすめ

  • 睡眠の質を上げたい。
  • ウェイトブランケットが気になる。
  • ウェイトブランケットは本当に効果あるの?

ウェイトブランケット(加重毛布)とは

まず最初に簡単にウェイトブランケットを紹介します。

ウェイトブランケット

  • その名のとおり、重い毛布(5~12kg程度)
  • 睡眠の質を上げると欧米で人気を集めている。
  • 人の体に適度な圧力をかけることで、包まれるような安心感が得られる。

ウェイトブランケットの有効性については、多くの実験データが論文等で紹介されています。

  • 31人の男女に4週間ウェイトブランケットで寝てもらった実験(2015)では、睡眠時無呼吸の改善効果および主観的な快眠感が得られた。
  • 26人の男女にウェイトブランケットで寝てもらい、睡眠中のメラトニン量を調査(2022)したところ、メラトニン量の増加が確認された。
  • 32人の男女にウェイトブランケットを使ってもらった2006年の実験では、68%が睡眠時の不安感が減少し、78%が鎮静効果があると報告した。また皮膚電位の値もい低下していた。(※皮膚電位が低下=リラックスした状態で眠れている)

ちょっとここで、わたしの体験談を紹介します。

わたしの娘が赤ちゃんだったころ、病院にお世話になることがありました。わたしが面会に行ったとき、小児科の先生がベッドで眠った娘の両側から、丸めた小さな布団で軽く包むように挟み込んだんです。
わたしが、「その布団はなんのためですか?」と聞いたところ、先生は「赤ちゃんはお母さんのおなかの中では動きが規制されていて、そのある程度拘束された状態が母のおなかの中を思い出し安心するんですよ」と答えてくれました。
わたしの娘はすやすや眠っていました。 

この先生の言葉もあり、ウェイトブランケットの効果については、購入する前から自信がありました。

わたしの愛用するものは下のものの色違いのピンクです。(購入時はピンクが人気がないのか破格の安さだった)

主仕様

  • 重さ:5.5kg / 7kg / 9kg / 11kg
  • サイズ:122×183cm / 152×203cm
  • 色:ダークグレー / ブルーグレー(ピンクは廃盤のようです)
  • 生地:コットン / 竹繊維
  • 中材:ガラスビーズ
  • 冷水/デリケート洗いで洗濯機使用可能

選ぶ重さの目安は、体重の10%+1kgということですので参考にしてください。

  

使用時の睡眠スコアを検証

実際に睡眠時ウェイトブランケットの有無で、OURA RINGの睡眠スコアを比較検証します。

ウェイトブランケットありの日となしの日の比較

まずはこちらをご覧ください。ウェイトブランケットなしで寝た時の睡眠スコアと、ウェイトブランケットで寝た時のスコアです。(WB:ウェイトブランケット)だいたい、同じ時間に就寝した2日を選んでいます。

2022/10/2 睡眠スコア(WBなしで睡眠)
2022/10/6(WBで睡眠)

ここで、特筆すべきは、入眠潜時(布団に入って眠りにつくまでの時間)が、驚異的に早くなっています。早すぎも問題のようですが。睡眠スコアは76点から84点への大幅アップしています。

2022/10/2(WBなし睡眠)
2022/10/6(WB睡眠)

WBなしで寝ると、睡眠中の覚醒の回数が多く、寝ている間の体の動きも多いことが分かります。WBなしの時は、覚醒は少なくなり、なんと寝ている間の体の動きがありませんでした。10/6は、10/2よりも布団の中には長くいたものの、実際に寝た時間が逆転しています。これが、よく眠れたってことです。寝返りしなくていいの?って最初思いましたが、私は全然問題ないようです。朝起きて体が凝るようなこともなく、背中に汗を大量にかくようなこともありません。

  

ウェイトブランケットありなし10日間で比較

1日だけのデータ比較であれば、偶然の可能性がありますので、使用有無で10日間のデータ比較しました。

  • 使用した日としていない日のそれぞれ10日間のデータで比較(9/17~10/20までのデータ)
  • 睡眠時間が6時間以下となるものは除外(都合により睡眠時間が短くなったものであるため)

結果は下の表のようになりました。

WBなしWB使用
睡眠スコア
(10日平均)
69.683.5
睡眠時間
(10日平均)
6.4時間6.7時間
覚醒時間
(10日平均)
75分58分
睡眠スコア比較(WB:ウェイトブランケット)

10日間で比較すると、睡眠時間は増えて、覚醒時間は1日当たり17分も減っています。布団に入っている時間は変化ないので、この差は大きいです。10日間で3時間近く覚醒時間が減っていますからね。

  

ウェイトブランケットを使用する時の注意点

こんなウェイトブランケットですが、使用する際に注意する点があります。

重い

まず、やっぱり思いです。寝ているときは快眠ですが、朝起きてたたむときに重さ感じます。干すのも重いです。

朝から筋トレできると思って、ポジティブにとらえましょう。

  

洗濯がむずかしい

一応、洗濯OKです。しかし、重いので、洗濯機が回ってくれるかどうかが心配です。

こちらのウェイトブランケットは、周囲の淵に布団カバー固定用のループが1辺に3か所(合計8か所)ついているので、布団カバーを取り付けることができます。わたしは、一度、布団カバーを取り付けましたが、重いので偏りがひどく、結局カバーなしで使っています。

寝るときは、ウェイトブランケットと体の間に1枚シーツか薄手の布団を挟んで使用しています。

   

夏は暑い

私の購入したものは、接触冷感というもので、竹繊維の生地のため、夏でも使えるということだったのですが、最初はヒヤっとしますが、結局暑いです。また洗濯の問題もあるので、直接、からだに当たらないよう使うと、冷感機能が使えません。

エアコンガンガンに効かせてならいけるかもしれませんが、わたしは秋、冬、春の3シーズンの使用に限定しています。

  

まとめ

ウェイトブランケット。私の睡眠の質を上げてくれた神睡眠グッズです。

まだ夜中にトイレに目が覚めるますが、回数は減りました。一度も目が覚めずに朝まで眠ることもしばしば。そんな時は朝起きてまず感動します。

もちろん、使い勝手の面でデメリットはあります。しかし、それを補って余りあるメリットだと思っています。

また、万人にあうか?と言われると、分かりません。今では、イケアやニトリでも購入可能ですので、近くにお店のある方は、実際に触ってみて確認されたらよいと思います。

でも、自分に合うかどうかは、最後は寝てみないと分からないと思います。睡眠の質の向上に本気で取り組むのであれば、ウェイトブランケット、試す価値ありです!

  

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