こんにちわ!じまろーです。
ノンアルコール生活継続中です。夏は基本ノンアルコールビールなのですが、涼しくなってくると、ビールよりもワインを体が欲するようになります。
ノンアルコールワインって、いわゆるぶどうジュースでしょ?って思いましたよね?
いえいえ、今、ノンアルコールワインの味はレベルが高く、初めて飲むと「おぉ」と感動さえします。
寒くなってくると、キンキンに冷えた白よりも、常温の赤やホットワインがいいですよね。
ということで、今回は、ノンアルコールワインの赤を飲み比べして、本当においしい赤ワインを選んでみたいと思います。
この記事は、こんな方におすすめ
- おいしいノンアルコールワインを探している。
- ノンアルコールワインの添加物が気になる。
- ネットで簡単に買いたい。
- やっぱり赤が好き。
もくじ
ノンアルコールワインの製法

ノンアルコールワインには製法が大きく2つあります。これは、ノンアルコールビールと同じです。
- 発酵の元となる糖分を減らしたり、発酵を停止させてノンアルコールワインを生産する製法(非発酵法:生物学的方法)
- 通常通りにワインを造って、そこからアルコールを除去する製法(脱アルコール製法:物理学的方法)
非発酵の方法により、味にも大きく影響がでます。
非発酵法
- 発酵の元となる糖分を減らすには、成熟する前に収穫したり、糖度の低い果汁で希釈する方法がありますが、どちらも果実の香気成分や酵母由来の香気成分が欠けてしまうデメリットがあります。
- 発酵を停止させると、加熱殺菌が必要となるため、その過程で香気成分が減ってしまいます。
そのため、非発酵法で作られたノンアルコールワインには、香料やぶどう果汁などを添加して味をワイン味にしているものが多いのです。
脱アルコール製法
脱アルコール製法には、大きく3つあります。
- 浸透膜により、アルコール分と他の部分を分離する方法
- 蒸留によって、アルコール分と香気成分を取り出し、香気成分を戻してやる方法
- 遠心力を使って、アルコール分と香気成分を取り出し、香気成分を戻してやる方法
全てワインからアルコール分だけを取り除いた最終形となるため、味や香りがよりワインに近くなります。
これより、よりワインに近い味を求めるなら、脱アルコール製法で作られたワインとなります。
ノンアルコールワイン選定

ということで、選定基準は、脱アルコール製法で作られたワインとしました。探し当てたツワモノたちが下の4本となります。
- VINTENSE(ヴィンテンス)カベルネ・ソービニオン:ベルギー
- VERITAS(ヴェリタス)RED テンプラニージョ:ドイツ
- CARL JUNG(カール ユング)メルロー:ドイツ
- CARL JUNG(カール ユング)グリューヒェン:ドイツ
CARL JUNGのワインは2本ありますが、1本はグリューワイン(ホットワイン)です。これからの季節ホットワインいいですよね。
それでは、それぞれのワインの原材料や飲み比べた感想を解説します。個人的な意見入ってます。
VINTENSE(ヴィンテンス)

- ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
- アルコール度数:0.0%
- 原材料:ワイン、ぶどうジュース/酸化防止剤(V.C、亜硫酸塩)、香料
- 内容量:750 ml
- 原産国:ベルギー
- 製法:脱アルコール製法
- 飲んだ感想:ワインとぶどうジュースを混ぜているだけあって、ぶどうジュース感が強いです。カベルネ・ソーヴィニヨン!って感じはしないですが、軽くて飲みやすいです。
カベルネ・ソーヴィニヨン
世界でもっとも人気が高い赤ワイン用品種です。フランス・ボルドー地方原産。カシスやベリー、ミントの香りと凝縮した果実味、しっかりした酸味・渋味が特徴で、若いうちはタンニンが強めですが、熟成させるとまろやかな味わいとなる。

ワインにぶどうジュースを混ぜて作られていて、さらに酸化防止剤や香料が添加されているのがマイナス点ですね。純粋な脱アルコール製法で作られたワインとは言えないかもしれません。
VERITAS RED(ヴェリタス赤)

- ぶどう品種:テンプラニージョ
- アルコール度数:0.0%
- 原材料:スペイン産ワイン
- 内容量:750 ml
- 原産国:ドイツ
- 製法:脱アルコール製法
- 飲んだ感想:ほどよい酸味や渋みもあって、「おぉ!ワイン!」と感動します。ジュース感もなくおいしい!
テンプラニージョ(テンプラニーリョ)
スペイン北部原産のぶどう種。スペインの長熟で高品質な赤ワインは、ほとんどテンプラニーリョを主体として造られているといっても過言ではありません。酸味が程良くあり、タンニンは柔らかいながらしっかりあるものが多いのが特徴です。

原材料がワインのみ、というのが、なんとも素晴らしい。これこそ、脱アルコールワインの鏡です。
CARL JUNG(カール ユング)メルロー

- ぶどう品種:メルロー
- アルコール度数:0.5%未満
- 原材料:ワイン、砂糖/酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 内容量:750 ml
- 原産国:ドイツ
- 製法:脱アルコール製法
- 飲んだ感想:少し甘いですがワイン感あります。大変飲みやすいです。
メルロー
カベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ人気を誇る、フランス・ボルドー地方原産の品種。ベリーやチェリーの香りを持ち、酸味と渋みがまろやか、ふっくらした果実味のやさしい味わいが特徴です。

砂糖と酸化防止剤として亜硫酸塩が添加されています。
CARL JUNG(カール ユング)グリューワイン

- ぶどう品種:不明
- アルコール度数:0.5%未満
- 原材料:ワイン、砂糖/香料、酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 内容量:750 ml
- 原産国:ドイツ
- 製法:脱アルコール製法
- 飲んだ感想:ラベルにもあるようにオレンジとシナモンの香りがいい仕事して、ホットワインで飲むと、体が温まっておいしいです。

砂糖、香料、亜硫酸塩が添加されています。グリュー(ホット)ワインですので、砂糖、香料(スパイス等)は問題ありません。
飲み比べた結果発表!
これらの4本を飲み比べて、結果は下のとおり!!個人的な意見ですので、ご容赦ください。
1位:VERITAS RED(ヴェリタス赤)
- おいしさ:
- 原材料(添加物):
- 価格:
おしいいです。ほぼワイン。感動すら覚えます。味もよし、原材料がワインのみってところも満点です。
ぶっちぎりの1位となっています!
3本セットで送料無料となるためお得です。
2位:CARL JUNG(カール ユング)グリューワイン
- おいしさ:
- 原材料(添加物):
- 価格:
ノンアルコールのホットワインというのが、いいです。体を温めたいときなどに重宝すると思います。
3位:CARL JUNG(カール ユング)メルロー
- おいしさ:
- 原材料(添加物):
- 価格:
飲みやすいですが、砂糖を添加する必要があったのかどうかが疑問です。私にとっては甘さが気になりましたが、この甘さがいいって人もいると思います。
4位:VINTENSE(ヴィンテンス)
- おいしさ:
- 原材料(添加物):
- 価格:
ぶどうジュース感があり、ワインとは少し違う感じです。ただ、飲みやすいので、好きな人は好きだと思います。
まとめ

いかがでしょうか?
純粋にワインだけを使って、脱アルコール製法で作った、ノンアルコールワインが一番おいしい。という当然といえば当然の結果となりました。
ノンアルコールワインを試してみようと思われている方は、ぜひこちらがおすすめです。
ノンアルコールワインには、下のような効果があることが分かっています。(食の起源(NHKスペシャル))
- 「高揚感」「楽しさ」の強さは、普通のワインと同様に、ノンアルコール・ワインを飲んだ後でも数値が上昇した。
- 自律神経の働きを見ると、普通のワインよりも、ノンアルコール・ワインを飲んだ時の方がリラックスしている可能性が示唆された。
その他、ノンアルコールビールも含めた、ノンアルコール飲料の健康効果については、下の記事で紹介しています。
また、ノンアルコールビールについても下の記事で、飲み比べしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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