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銭湯サウナで安いワイヤレスイヤホンを付けて自分の世界に浸る(選定~レビュー)

2021年2月22日

こんにちは!じまろーです。

この記事は、下のような人へ向けて書いています。

こんな方におすすめ

  • サウナの時間がたいくつで続かない。
  • サウナ(銭湯)で使えるイヤホンを探している。
  • サウナで使うイヤホンは、できるだけ安いイヤホンがいい。
  • 安いイヤホンって、熱とか防水性とか心配。
  • サウナの中まで、スマホの電波って届くの?

わたしは、サウナが好きです。「ととのう」というやつです。健康にもよくて脳にもよいってことで、ますますモチベーションが上がります。もっぱら近くの銭湯に回数券使って、時間見つけてはぶらり行ってます。

サウナの健康効果は「医者が教えるサウナの教科書」を要約させていただきましたので、興味のある方はご覧ください。恐るべきサウナの効能です。

「医者が教えるサウナの教科書」健康効果が期待できる「ととのう」とは。

サウナの健康効果について、慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教と、日本サウナ学会代表理事の肩書を持つ著者が書かれた本。サウナ好きのバイブル的書籍となっている。

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私が行く銭湯では、サウナの中にテレビがあります。古い17インチくらいのテレビデオです。チャンネルは変更できません。私が行く時間はだいたいニュースがかかっていて、時々、サウナの高温で、画面がザザーっと乱れます。それでも、だらだらと興味のないニュースを見てしまいます。

個人的にサウナは、静かな方が好みです。しかし強制的にテレビの音にさらされる状態となってしまうため、それなら、このサウナの時間を自分の好きな動画の音声データを聞けないかと、考えたわけです。サウナの時間を自己投資の時間に活用する目的です。

そこで考えました。

Bluetoothイヤホンにスマホから好きな音楽などを飛ばして、イヤホンを耳に装着したままサウナに入れないか?

これを実現するために、考えないといけないのは、以下の5点です。

サウナで使用できるイヤホンを選ぶ上で考えなければいけないこと

  • 耐熱性
    サウナ内が100℃近くの高温である。
  • 防水機能
    サウナでは、汗だくとなるため、防水機能が必要。
  • 電波到達距離
    更衣室の木のロッカー内のスマホから、サウナ内の私の耳までBluetooth電波が届く必要がある。(メモリ内蔵のものであれば電波を飛ばすことを考えなくてもいいんですが、高価なので断念・・・)
  • Bluetooth バージョン
    こちらもロッカーからサウナ室までの電波を届けるために必要なBluetoothバージョンの検討が必要。
  • 価格
    故障の可能性が捨てきれないため、安価であることが必須。もし故障しても泣きながらも「仕方ない」と言える価格。

それぞれの必要と判断した仕様は、下のとおりです。

 

サウナイヤホンの必要仕様

耐熱性

いろいろ探してみましたが、100℃を超える高温を保障するものを探しあてることができませんでした・・・

故障してもOKと割り切れる価格帯選定が必須となります。

防水機能:IPX7以上

防水機能は、IPXで表されます。2003年に国際電気標準会議で定められた、精密機器の水や固形物に対する保護性能のことです。

各等級による内容は下のとおりです。

IPX7というのは、「一時的に一定水深の条件に水没しても水が浸入しない」というもので、サウナからひ~ひ~言いながら出て、早く水風呂に入りたいのにそのたびにイヤホン外してなんてできないですから、ここはIPX7と判断しました。

電波の到達距離:できればClass1

「Class」というのが電波の到達距離の目安となるそうです。

  • Class1:到達距離目安 100m
  • Class2:到達距離目安 10m
  • Class3:到達距離目安 1m

Class1があれば文句なしです。

Bluetoothバージョン

Bluetooth 5.0は、4.0から通信範囲が4倍になっています。またBluetooth5.1ではさらに方向探知機能が追加されていて、バージョンは最新が良いです。

価格帯

これは個人差あると思いますが、私の場合、イヤホンが壊れても泣きながらも「自分で選んだことだ、仕方ない」と言える価格。

それは5000円以下ですね。

 

選定結果!!

これらの選定基準を満たすものを、悩んで悩んで、選んだのがこれ!

「PZX S3」というものです。

  • Bluetooth:5.1
  • 防水機能:IPX7
  • 電波到達距離:Class2
  • 価格:3980円(2021/12/24 Amazon)

残念ながらClass1で無線で安価なものは見つからず・・。

Bluetooth5.1でIPX7を満足するものでは、もっと安いものもあったのですが、「伝送距離:30m」という記載があり、これを信じて購入することにしました。

また基本的な機能として、イヤホンから曲の再生と一時停止、音量調節、曲のスキップできるので、サウナ内ではかなり便利です。 

見た目が気になる!という方には、ステルス版というものもレビューしており、こちらも動作良好ですので興味のある方は下の記事をご覧ください。

サウナ(銭湯)で目立たないイヤホンなら、ステルス版が断然おすすめ!

サウナでワイヤレスイヤホン使いたいけど、人の目が気になる~。そんな声をよく聞きます。そんなあなたにピッタリのイヤホンを紹介します。

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実際に使ってみたレビュー

それでは、「PZX-S3」を実際に使ってみたレビューをします。

実際に使いこなすには、コツが必要ですので、リアル実況風にまとめています。

  

イヤホンを付けてサウナへ(初挑戦の日)

ついに購入したイヤホンをサウナで使う日がやってきました。

装着感は悪くないです。ゴムキャップがサイズ別で3種類付属されていて、自分の耳に合うサイズを選ぶことができます。

銭湯に着いて、番台のおっちゃんに回数券を渡し、できるだけサウナに近いロッカーを選んで、服をぬぎます。服を入れるかごの一番上にスマホをやさしく置いて、風呂場へ。軽く体を清めて、サウナに向かいます。

サウナの扉を開けて、一歩踏み入る。

「ぷつっ」音が途切れる。

ん?サウナから一歩出ると、音が聞こえだす。

また一歩サウナに踏み入る。

「ぷつっ」接続が切れる!

銭湯の間取りは下図です。サウナの厚い壁がロッカーからの電波を遮るのです。

銭湯間取り

ショック隠せないまま、サウナで汗だくになりながら、頭をひねってうんうん考えると、「ととのう」ついでにいいアイデアが浮かびました。「スマホからの電波が届かないなら、スマホを電波が届くところまでもってくればいいのでは?

   

イヤホンを付けてサウナへ(リベンジ)

出直しです。次の日、再度挑戦しました。

いつも銭湯にもっていくお風呂セット(シャンプー、タオルなど)の中にジップロックに入れたスマホも一緒に入れて持って入るわけです。

じまろー愛用 サウナセット

スマホとわたくしの位置は下のとおり。サウナ室のガラス窓を通って、洗い場のお風呂セットまで直線経路を確保しました。

聞こえます!!成功です!

サウナ内に設置されたテレビの音も聞こえません。どれくらいの能力なのかは分かりませんが、ノイズキャンセル機能も付いています。

Youtubeから知識を入れていると、あっという間に汗だくで、1セット完了です。

サウナに15分入りました。そのまま耳に装着したまま、水風呂にさぶんと入りました。少し水がかかるくらいなら全然問題ありません、なんせIPX7です。そして、イスに座って外気浴して、「サウナ→水風呂→外気浴」を3セット連続でこなしました。

スマホもジップロックのおかげでからっからです。

しかし、サウナ内は高温なのでイヤホンがさすがに心配になります。濡れたタオルを頭からかぶってイヤホンをガードしました。これで少しは温度の影響を下げることができます。

  

問題点

サウナでイヤホンを使用して問題と感じたのが、下の2点です。

濡れタオルで誤作動する。

イヤホン自体を軽くタッチすることで、再生と停止、音量調節、曲のスキップなどの操作ができます。

今のワイヤレスイヤホンには、ほとんどこの機能が付いていると思うのですが、頭からかぶった濡れタオルがイヤホンにあたると、タオルを指と勘違いして誤動作するときがあります。サウナで頭の位置を変えたり、タオルをかけなおしたりするたびに再生が止まってしまうのです。

タオルを頭からかけないのであれば、この問題は全く問題ありません。

わたしは、サウナの中でイヤホンが熱くなるのが心配なので、絶妙に耳にタオルをかけて、イヤホンに触れないタオルのかけ方を編みだしました。

  

Youtubeを聞くときは、途中に入る宣伝をスキップできない

再生途中に入る宣伝のみのスキップができません。そんなときは宣伝を最後まで聞くしかないです。

対策としては下のようなものがあります。

  • 音楽データを事前に入れておく
  • 事前に宣伝の入らないYoutube動画で再生リストを作っておく。
  • 事前に動画をスマホにダウンロードしておき、それを再生する。

 

  

まとめ

いかがでしょうか?

実際に使ってみて、スマホを電波の届く風呂場内まで持って入ることとなりましたが、この方法が確立できれば、快適なサウナライフが送れること間違いなしです!

この電波問題は、電波到達距離仕様を「Class1」にしたからといって解決する問題ではないと思っています。それは、電波が100m先まで届いてもそれを遮る壁を回り込むことはできないと考えるからです。しかも「Class1」仕様のものは高く防水性を兼ね備えたものがなかなかないです・・・。

例えば、IPX4ならこういうのがあります。

  

サウナにスマホ持って入るのはできないよ。という方は、メモリー内蔵型のイヤホンとなると思います。しかし、メモリー内蔵型も高いです・・。あと、事前にメモリーに聞きたいデータを入れておく手間もかかり時間をロスします。気軽にYoutubeを再生できるというメリットは大きいと思います。

どれを選んだとしても、サウナで健康になりながら、自己学習もできる。自己投資効果×2倍です。

時間を少しでも有効に使いたい!と考えている方は、ぜひトライしてください。

サウナ後は、頭も体もすっきりです!

今回紹介した上のものはすでに生産中止となっており入手不可です。現在、わたしは下のものを使用しています。

 人の目が気になる方は、超小型のものもあります。ステルス版といい、人の目がきになる方にも最適です。色もベージュで肌の色に近く、かなり近づかないと気づかれません!

 すでにレビューしていますので、興味がある方はぜひ下の記事もご覧ください!耳にすっぽりはまって、イヤホン感ゼロです。さらに、濡れタオルでの誤動作問題も無しです。

サウナ(銭湯)で目立たないイヤホンなら、ステルス版が断然おすすめ!

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