こんにちわ!じまろーです。
わたしは、下の本を読んでから、1年ほど続けてきた朝食抜きの生活を1日3食摂るようにしています。(2022年7月現在)
男性も必見の血流改善。「血流がすべて解決する」【要約】
こんにちわ!じまろーです。 わたしは、胃腸よわよわで、なぜか少し貧血ぎみで、その原因が分からず、すっきりしない感じだったのですが、本書を読んで「これか!」と思ったので、その内容を紹介させていただきます ...
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週1日程度、朝を抜く程度です。その代わり、夜ご飯の量を以前と比べて減らすようにしています。
「朝ごはんを食べるべきか、抜くべきか」
健康志向が高まるこのご時世、「卵が先か、鶏が先か」並みに意見の分かれる問題となっています。
わたしの考えは、どちらが良いかは人によって違うのではないか?というものです。
それぞれのメリットを簡単に列記します。
朝食抜きのメリット
- 16時間以上の空腹時間を設けることで、オートファジーが活性化。
- 胃腸を休ませることができる。
- 昼夜の2食を、3食食べるときの1食分と同じ量とすることで、1日の摂取カロリーが減るために「少食」を実践できる。
少食による健康効果は、「無病法」や「奇跡がおこる半日断食」など、いろいろな本で説明されています。
大事なのは、1日2食にしても、その2食を食べ過ぎてしまうと、上のメリットを享受できないということです。
1日3食食べるメリット
- 体内時計がリセットされ、頭、身体ともに目覚める。
- 睡眠の質が上がる。(スタンフォード式 最高の睡眠)
- 血流がよくなる。(血流が全て解決する)
それぞれ、メリットが大きくて、自分が何を求めているかによっても変わってきますし、自分の体質によっても変わってくるかもしれません。
そこで、今回取り上げるのは、1999年から2001年までに「健康・体力づくり事業財団」が実施した「全国100歳老人の1/2サンプルの横断的研究」の内容です。
この記事は、下のような人に向けて書いています。
こんな方におすすめ
- 日本の百寿者は、どういった生活をしているの?
- 日本の百寿者は、1日3食?もしくは2食?
全国100歳老人の1/2サンプルの横断研究
本研究は、文部科学省科学技術振興調整費による「高齢者の生活機能の維持・増進と社会参加を促進する地域システムに関する研究」の一つで、「全国100 歳老人の 1/2 サンプルの横断的研究」として実施されたものです。
調査対象者
調査対象者は、以下のような方です。
1999年の「全国高齢者名簿」(当時厚生省老人保健福祉局)に登録された 100 歳以上高齢者11,346人(男性 1,973人、女性 9,373人)のうち、1,907人(男性 566人、女性 1,341人)、つまり100 歳以上高齢者のうちの 16.8% が調査に協力した。調査協力者の平均年齢は 102.4 ± 1.6 歳であった。
当時100歳以上の高齢者の1907人のデータですので、サンプル数としては十分ではないかと思います。
食事について
食事回数について
1日の食事回数は、男女とも「3 食きちんと食べる」者が9 割を占め、「2 食」は男性が 7.5%、女性が 5.4%であり、男女ともほぼ同様の傾向であった。また、「間食をする」者は男女とも半数弱であった。
また、食欲があり「自分から進んで食べようとする」者の割合は、男性が88.4%、女性が76.0%であった。
90%の人が、1日3食食べているという結果です。今、流行りの1日2食の流れとは逆の結果となっています。
食品群別摂取頻度
各食品群の週あたり摂取頻度を4段階で質問した回答をまとめたデータです。
主食(ご飯、パン、麺など)
食事回数1日3食の人が90%だったので、食事には主食は必ず食べているという結果です。
いも
少なくとも週に1,2回はイモ類を食べているということです。
肉
ほとんど摂らないという人も一定数いますね。後述の魚介と比べると、摂取割合は少なくなっています。
魚介
半数近くが、ほとんど毎日魚介類を食べられています。これは結構驚きですね。これが、日本の食文化なのですね。
牛乳・乳製品
牛乳・乳製品をほとんど毎日摂取されている人が65%もいるのには驚きました。この内訳が、牛乳なのかヨーグルトなのか知りたいところです。
一定数、ほとんど摂らない人もいることが分かります。
卵
半数近くの方が、ほぼ毎日摂取されています。
豆/豆製品
ほぼ半数近くの方が、ほぼ毎日摂取されています。
野菜
90%近くの人が、ほとんど毎日野菜摂取されていますね。驚きではないですが、「やっぱり」という感じでしょうか。
海藻類
果実
ほとんど毎日摂取する人の割合が60%以上というのは驚きです。
百寿者の好きな食べ物
この調査では、好きな食べ物も聞かれていて、その回答をランキングしたものです。
- 果実
- 魚
- 甘いもの
- 刺身
- 寿司
いやいや、2位、4位、5位、全部魚介ですやん。どんだけ魚好きなの?というくらい魚ですよね。
なんだか、魚のすごさをまざまざと見せつけられているアンケート結果です。
睡眠について
本調査では、睡眠についてもまとめられていて、おもしろいです。
よく眠れるか?の質問には、男性の88.0%、女性の86.5%が「はい」と答えています。
睡眠時間
睡眠時間の平均は、男性 8.9 ± 2.2 時間、女性 9.1 ± 2.1 時間
いやいや、長くないですか?
一般的に、加齢とともに必要な睡眠時間が少なくなると言われていますが、100歳を超えて9時間寝ているというのは、驚きでしかありませんね。
睡眠時間、重要です!
まとめ
いかがでしょうか?
この調査から私が考察した内容は下のようなことです。
- 1日3食食べている。
- 肉よりも魚を圧倒的に食べている!特に魚が好物な人が多い!
- 「まごわやさしい」を中心に、いろんな食材をバランスよく食べる。
- 野菜、果物は言わずもがな。
- 睡眠は大事。健康と睡眠時間は比例するのではないか。
100歳以上の長寿者は、私が思っていたよりも、ずーっと元気でした。それを支える生活があって、その生活は無理せずに好きだから行えているのだと思いました。
わたしも魚、野菜は好きなので、好きなものを食べていくって生活を続けていきたいですね。
ま、肉も好きなんですが、肉はほどほどにって感じです。
今、わたしは1日3食生活を4月から続けています。今回のデータから背中を押してもらって、これからも朝食を摂っていきます。しばらくは。