健康的な生活 自然

安全、安心、環境に配慮した男の「日焼け止め」おすすめ6選

2021年7月10日

こんにちわ。じまろーです。

40代半ばです。40歳を超えてから、夏が来て久々に短パンやサンダルをはくと、少し外にいるだけで、普段日に当たってない部分が赤く腫れ、かゆくなることが多くなりました。

歳とともに、肌の水分量が減っているんですね。

「これはお肌ケアしないと」と、思い立っても、お肌のケアなんで全然気にしてこなかったこの人生。

全く知識がありません。ドラッグストアにずらりと並ぶ日焼け止め。ううう。

こうなりゃ、私が尊敬する鈴木祐さん(パレオな男)のオススメ商品を買おう。

この方、1976年生まれの男性なので、1977年生まれの男性の私と近く(性別と年齢だけですが)数多くの論文データからオススメしてくれている商品は、私が一から調べるよりも全然良いと判断できます。

今回、参考にさせていただいた書籍は下のものです。

不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる
鈴木祐著

 

紫外線の怖さ

アメリカ皮膚科学会では、「日焼け止めはスキンケアの最重要ポイント」と位置付け、肌の老化の8割が紫外線対策に左右される可能性を指摘しています。

もちろん、日光から得るメリットは大きいので、浴びるなということでなく、過度な日光を浴びないようにしよう、ということです。

日焼け止めを選定する基準

肌に適した正しい成分を選ぶ

日焼け止めは、大きく「非オーガニック系」と「オーガニック系」に分かれます。

非オーガニック系

  • 酸化亜鉛と酸化チタンの2種類。
  • アレルギー反応や肌荒れが出にくく光で劣化しづらいため、効き目が長持ちしやすい。
  • 肌に白い跡が残るので塗りにくいのが難点

オーガニック系

  • 酸化亜鉛と酸化チタン以外のすべて。
  • 紫外線をブロックする作用が強く、肌に塗りやすく、定着率も高い。
  • いくつかの成分は紫外線を吸収して崩壊するため、効き目が低くなる。

非オーガニック系は肌に優しい代わりに効き目が弱く、オーガニック系は肌が弱い人に向かない代わりに効果が高い傾向があるということです。

本書では、「敏感肌にお悩みの人などは、まずオーガニック系を試し、なんらかの問題が起きたら非オーガニック系に切り替える」といった方法を勧められています。

オーガニックの方が肌にやさしいってイメージがありますが、逆ですね。

そして本書で推奨されている成分は下のものです。この3つが入っているものから試すことをお勧めされています。

ポイント

  • ビスオクトリゾール:UVA1、UVA2、UVBのすべてをブロックし、光にも強い。
  • ドロメトリゾール/トリシロキサン:UVA1、UVA2、UVBのすべてをブロック。
  • 酸化亜鉛:UVA1、UVA2、UVBのすべてをブロックし、肌荒れを起こさない。ただし紫外線全体のブロック効果はそこそこで塗りづらい。

 

SPFは高いものを選ぶのが無難

デューく大学医学部が1997年に発表したデータでは、「紫外線のブロック率は、SPF30と50の違いは1.3%しかない」とのこと。

しかし、紫外線が肌まで届く量による比較実験では、

SPF15=6.7%
SPF30=3.3%
SPF50=2.0%

となり、SPFが高い方が効果がある結果となっています。

本書では、SPFが高い商品を選ぶのが無難(最低でもSPF30以上)と言われています。

 

日焼け止めの安全性

ネットで調べてみると「日焼け止めに使われる化学物質オキシベンゾンが体内で癌の原因になり、紫外線に反応して生まれたフリーラジカルが肌を痛めつける。」という情報が目につきます。

本書では、この情報は下の理由から気にしなくてよいと書かれています。

  • 動物実験や生体外研究のみの研究結果しか報告がない
  • 実際の日焼け止めで使われる量よりも、はるかに大量の成分を使った研究結果となっている

ある試算によれば、人間が毎日のように日焼け止めを使ったとしても、動物実験や生体外研究と同じレベルの成分が体内に入るまでは277年もかかるそうです。

また酸化亜鉛は、活性酸素を生み出すので肌に悪い!という論文もあるそうですが、酸化亜鉛が生み出す活性酸素は、ごく微量で気にしなくていいレベルとのこと。

ちなみに上の論文では、被験者を酸化亜鉛の風呂に入れたうえで、12時間日光を浴びせ続けるって実験だそうで、あまりにも極端すぎる実験だそうです。

これは、気にしなくてよさそうですね。

 

環境配慮の点

人体への影響は気にするレベルではないと分かりました。

しかし、いろいろ本書以外で日焼け止めについて調べてみると、下記成分を含む日焼け止めが禁止されている海がありました。

日焼け止めに使用している特定の成分が、海洋生物やサンゴ礁に悪影響を及ぼしているという研究結果が報告されています。

ポイント

・パラオ

オキシベンゾン/オクチノキサート/オクトクリレン/エンザカメン/トリクロサン/メチルパラメン/エチルパラベン/ブチルパラベン/ベンジルパラベン/フェノキシエタノールを含む日焼け止めの使用禁止

・ハワイ/カリブ/フロリダ/メキシコ

オキシベンゾン /オクチノキサートを含む日焼け止めの使用禁止

参考:大正製薬(環境を考える)

ここで禁止とされている「オキシベンゾン」は、前述の「日焼け止めの安全性」の章で動物実験で悪い結果の出ているものと同じです。

パラオの10物質を気にするのは難しいかもしれませんが、ハワイなど多くで禁止されている「オキシベンゾン」「オクチノキサート」は、日本であれど、アウトドアで海や川に行く可能性があるのであれば避けたいところですね。

 

「不老長寿メソッド」で推奨されている商品

なんやかんやいっても、そこまで成分みてられない。ってことになると思うので、「不老長寿メソッド」で推薦されている日焼け止めを使用するのが一番手っ取り早いわけです。

環境配慮の点については、わたしが原材料を調べて追記しています。

ラロッシュポゼ アンテリオスXL フリュイド SPF50+

オーガニック系の成分をメインに、脂性の肌に向けて作られた商品。肌がべとつきがちな方に向いているとのこと。

パラオ禁止10物質の中では、「オクトクリレン」が使用されてます。パラオのビーチに行かなければOKです。

 

キャンメイク マーメイド スキンジェル UV01

ドライスキンの方に向いている日焼け止めとのこと。

「オクチノキサート」である「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」が使用されています。海での使用でなければOKです。

 

アネッサ エッセンス UV アクアブースター

オーガニックと非オーガニック系のブレンドで、さらっと使える優良プロダクトとのこと。

「オクチノキサート」である「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」が使用されています。海での使用でなければOKです。

  

Eltamd UV Physical SPF 41

非オーガニック系ながら、白い線が出づらい日焼け止め。オーガニック系で問題が出た際に使うと良いでしょう。とのこと。

原材料詳細は調べられず。

  

「パレオな男」で紹介されている商品

「不老長寿メソッド」著者の鈴木祐さんは、ブログもやられており、日頃から足繫く通わせていただいています。

より健康志向的な製品を奨めていて、わたしは、こちらのラインナップが好みです。

下記の製品たちは、より安全で「オキシベンゾン」「オクチノキサート」を含む日焼け止め禁止物質10物質はもとより、合成保存料、合成添加物、化学香料などは一切使用されていません。

バジャサンスクリーンクリーム SPF35

非オーガニック系。

SPF35ですが、防水機能付きで2018年時点では、こちらのスティックタイプを鈴木祐さんが愛用されていました。

 遺伝子組み換え作物、石油系原料、人工着色料、合成香料、人工甘味料の成分は一切使われておりません。

   

Thinkbaby SPF50+

非オーガニック系。

健康な赤ちゃんのために安全な製品です。

敏感肌の人に配慮しまくってる製品だとのことで、安心して使用できます。

もちろんビーチでの使用禁止物質や有害化学物質使用なしです。

Thinkbaby, SPF 50+ 日焼け止めクリーム, 89 ml
¥1,695-(iHerb:2022/6/25)

iHerbで見る

 

まとめ

わたしは、「不老長寿メソッド」推奨プロダクトの中では、脂性肌なので「ラロッシュポゼ アンテリオスXL フリュイド SPF50+」ですね。

しかし、安心、安全、環境にも配慮の「Thinkbaby」を使用しています。

そこまで白くならないって言ってたのに、塗った直後は自分が写った鏡に向かって「バカ殿?」と聞きたくなります。全然、白くなるのはOKなんで気にならないですが。

またニオイは、ココナッツに柑橘系のニオイを足した感じで私は好きなんですが、娘には不評です。

次は、バジャサンスクリーンクリームを試したいと思っていますが、今年の夏は「Thinkbaby」でいきます。

子どもにも使ってもらいたいと思っていたのですが、今のところ、私専用です。 

今年も大活躍の予感です。

 

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