サウナ&銭湯

京都を歩けば銭湯にあたるってほど京都に銭湯は多い。調べてみると日本一だった。

2021年2月20日

こんにちは!じまろーです。

最近はコロナ蔓延防止対策のために在宅で仕事することも多いのですが、浮いた通勤時間を利用して仕事後に銭湯によく行きます。
これが在宅勤務の魅力です!

銭湯の魅力は、全然冷めない熱い湯温、からっからの遠赤サウナ、蛇口を閉めてもぽたぽた洩れ続けるお湯、普段家で見ることのないテレビ番組。
どれもこれも最高なのです。

京都には本当に銭湯が多い、と感じます。
自宅から自転車で5分も走れば銭湯に行きつきます。
5分程度で行ける銭湯は3つほどあるんですが、だいたい一番近いところに行きます。
それでも1分ほどしか変わらないのですが。

私は2009年から京都に住んでいるのですが、京都にきてまずびっくりしたのは、この銭湯の多さです。
いたるところに昔ながらの銭湯があるんです。
そこで気になって調べてみました。

下の表は厚生労働省の表なんですが、「一般公衆浴場」が、いわゆる銭湯を指し、「その他」が、サウナ専用施設やスーパー銭湯など、と考えてもらえばよいと思います。

これより、一般公衆浴場の数は1位の座は大阪に譲っていますが、京都市は堂々の2位です。
(この結果は指定都市のみの結果で中核都市は省かれているので、その点はご了承ください)

ここで都市ごとに人口が違うだろうってことで、各都市の人口を一般公衆浴場数で割ったのが下になります。
これで京都市が大阪市を逆転します。
10万人あたりの一般公衆浴場数は、京都市が日本1位となるわけです。
これより自分の京都市は銭湯が多いなぁと感じていた直観に自信が持てました。

表2:各都市の10万人あたりの一般浴場数 Top10

しかし、この一般公衆浴場はどんどん数が減ってきています。
下の表は令和元年度末の一般公衆浴場数の推移をまとめたものです。
右肩下がりに減ってきています。
各家庭にお風呂が普及し銭湯に行く必要性がめっきり減ってきているのが理由です。
確かに10年前くらいに行ってた銭湯で閉めてしまった銭湯も何件かあります。

水は地下水としても温泉が湧いてない限り、水をお湯にするエネルギーは必要ですから維持費もばかにならないと思われます。
銭湯の維持費についてもいつか調べてみたいです。

私一人が銭湯に行ったからといって、日本の銭湯が減っていく流れを止めることはできないかもしれませんが、銭湯の良さをもっと多くの人が気づいてもらうことができれば、少しでもこのグラフの傾斜をゆるめられるかもしれないと思っているところです。

だからといって、自分がこの銭湯の公衆浴場の減少に一役かってやる!と張り切らず、自分のペースで行きたいときにぷらっと行き続けたいと思っています。

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