メンタル本 読書・本要約

いつでも忘れないように。「嫌われる勇気」から学んだこと。

こんにちわ!じまろーです。

名著。「嫌われる勇気」です。

わたしは少し昔に読みました。読んだ後は、本の内容が心にグサグサ刺さって、「よし、これを実践するぞ」と意気込んだのですが、今、はっと気付くと、さっぱり実践できていない自分がここにいます。

全くもって、もったいないことです。

ということで、改めて、本書の内容を本記事でまとめて自分の血肉としようと試みました。

一度、読まれた方も復習がてら、寄ってみていってくださいませ。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(2013年)
岸見一郎、古賀史健

この記事は、下のような人に向けて書いています。

こんな方におすすめ

  • 「嫌われる勇気」いい本ですよね。
  • 「嫌われる勇気」とは
  • 自分ができるところがあれば、実践したいけど・・

  

アドラー心理学

本書は、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)をまとめた本です。

アドラー心理学は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示します。

アルフレッド・アドラー

オーストラリア出身の精神科医、フロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨頭の一人。

アドラーの思想は、デールカーネギーの「人を動かす」「道は開ける」、またスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」などにも色濃く反映されている。

  

人間の悩みは全て対人関係の悩みである

アドラーは、人間の悩みは全て対人関係の悩みであるといいます。

それは、仕事、家庭の悩みだけでなく、例えば、自分が病気になって悩んでいる場合も、周りに病気になっていない人がいるから、自分が不幸だと感じて悩んでしまうので、全て他者が関わっているということです。

対人関係への考え方が、アドラー心理学の肝だということです。

それでは、その人間関係で、わたしが「実践しよう!」と思った3つの内容を紹介します。それは下の3つです。

  • 課題の分離
  • 嫌われる勇気
  • 縦の関係でなく横の関係を

  

課題の分離

難しく聞こえますが、できるだけ簡単に説明すると、

他者がやるべきこと(課題)は、自分のやるべきことではないので、土足踏み込まない。自分の課題か、他者の課題かを切り分ける(分離)

ということです。

例えば、子供が宿題をするという課題に対しては、宿題をするのは子供の課題なので、土足で踏み込んではいけません。

ただし、完全に放任しろと言っているわけでななく、子供が何をしているのか知った上で見守ること、そして勉強することは本人の課題であることを伝え、本人が勉強をしたいと思った時にはいつでも援助できる用意があることを伝えます。

また、会社の仕事において、自分に任されたプロジェクトは自分の課題です。そして、その課題に対して、他者(上司や会社)がどう評価を下すのか。これは他者の課題であり、自分の課題ではありません。

他者の承認や評価など見返りを期待しすぎると、それが目的となり「他者の期待を満たすために生きている」ことになってしまいます。

「他者の期待を満たすように生きること」=「自分の人生を他人まかせにすること」

  

この2つの例から、忘れてはいけないのは、

「我々は他者の期待を満たすために生きているのではない」そして「他者もまたあなたの期待を満たすために生きているのではない」

ということです。

課題の分離を実行するには、まず「これは誰の課題か?」考えます。そして、冷静にどこに自分と他者の課題の分かれ目に線を引きます。

この「課題の分離」は、仕事や家庭など、あらゆる場面で当てはまることがあります。

   

嫌われる勇気

人は、誰からも嫌われたくないという欲求があります。

しかし、他者が10人いたとして、そのその10人全員に忠誠を誓うことができるでしょうか。それは、できないことまで「できる」と約束したり、取れない責任まで引き受けたりしてしまうことになります。そして、その嘘はほどなく発覚してしまい、信用を失うことになります。

誰からも嫌われない生き方は、「自分に噓をつき、周囲の人に対しても嘘をつき続ける生き方」なのです。

そして、誰からも嫌われない生き方には問題がもうひとつあります。

誰からも嫌われないようにいくら努力しても、自分のことを嫌う人はいるということです。それは、自分を嫌うかどうかは他者の課題であり、自分が関与できる部分ではないからです。

誰からも嫌われない生き方は、非常に不自由な生き方です。

それは、他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自由な生き方を貫くことはできないことを示しています。

対人関係における自由のコストは、「他者から嫌われること」

なのです。

  

縦の関係でなく横の関係を

これは、言葉のとおりです。

縦の関係

上下関係。叱る、ほめるという行為は縦の関係。

「アメを使うか、ムチを使うか」の違いでしかなく、背後にある目的は相手の操作。

また課題の分離ができず他者の課題に介入するのも縦の関係。

「ほめてもらいたい」と思っているということは、あなたが対人関係を「縦の関係」としてとらえている証拠。

横の関係

対等な関係。「他者を評価しない」ということ。子供と親の関係であっても同じ。

他者の課題に対して、援助といく形で関与するのは横の関係。

驚くことに、人は縦の関係と横の関係を使い分けられないということです。つまり「この人とは対等に」「この人とは上下関係で」とはならないというのです。

誰かひとりでも縦の関係を築いているとしたら、あなたは自分でも気づかないうちに、あらゆる対人関係を「縦」でとらえている

仕事の上下関係や親子の関係だけでなく、友人関係でもどこかで上下関係を設定してしまっているのです。

いやぁ。わたしは完全に縦の世界で生きてきました。でも諦めるのは早いです。アドラーはこうも言っています。

もし誰かひとりでも横の関係を築くことができたら、本当の意味で対等な関係を築くことができたら、そこを突破口として、あらゆる対人関係が「横」になっていく

会社のような組織の関係をどうしたら横の関係にできるのか疑問ですよね。アドラーはこう言います。

仮にあなたが上司の指示に従い、その仕事が失敗したとしたら誰の責任ですか?
上司の責任ではありません。
あなたには断ることも、別の方法を提案することもできた。あなたはただ関係が悪くなることを怖れて、断る余地がないと思っているだけ。これは縦の関係です。
指示された仕事を自分の課題ととらえ、問題があれば上司といえど自分の主張を堂々とする。これが横の関係となるというのです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

本書の読後に「実践する」と固く誓ったままの3つの内容です。

  • 課題の分離
  • 嫌われる勇気
  • 縦の関係でなく横の関係を

ここにまとめてみると、改めて心にグサっと刺さる言葉ばかりです。

そして、わたしにとっては、どれも仕事でも家庭でも使えることで、忘れそうになったら、この記事をみて思い出します。

特に「誰にも嫌われない生き方」をやめることは、嫌われることへの拒否反応が大きいので難しいと思っています。絶えず自分をいさめ続ける必要があります。

自分のやりたいことを貫くためには、嫌われてもよいと思えるようになること。

課題の分離や、横の関係は、子供への付き合い方をスタートとして少しずつ実践していきます。まだまだ褒めたり、叱ったり、勉強しなさいと介入したり、全然できていませんので、これからやりがいがあります。

本書は、この記事で紹介できなかった内容がまだまだあります。より深く人生の幸せについて分かりやすく説明されていて、自分の今の考えと照らし合わせて、今後の具体的な行動へつなげることができます。まだ読んだことない人はもちろん、昔読んだなぁって人も、もう一度読んでみると、新しい発見があって新鮮です。

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