こんにちは!じまろーです。
ビールのおいしい季節がやってきましたね。わたしはもっぱらノンアルコールビールです。
私の定番は、ドイツ製のヴェリタスブロイです。
今やドイツでは、ノンアルコールビールは、健康志向の「新たな酒」としてトレンドとなっているそうです。現在1500ある醸造所のうち、400以上でノンアルコールビールが造られています。
さらに各地で製造技術の開発も進められ、通常のビールからアルコールだけを蒸発させる特殊な装置で、ビール本来の風味や味わいを損なわずに本物と遜色ないノンアルコールビールを造っています。
今回は、ノンアルコール・ビールの健康効果から、「ヴェリタスブロイ」を例に挙げて栄養価を深堀りしたいと思います。
ヴェリタルブロイのオススメポイントは以下の5点です。
添加物ゼロってだけで、惹かれますよね。
しかし、このビールのポテンシャルは、こんなものではなかったんです。
ちなみに、以前、ノンアルコールビール飲み比べをしていますので、興味ある方は下の記事もどうぞご覧ください。
おいしい無添加ノンアルコールビール!合言葉はドイツ直輸入。おすすめ4品飲み比べ①
香料や人口甘味料など無添加で、なんといっても「おいしい」安心と味を両立できるノンアルコールビールをランキング形式で紹介します。
続きを見る
健康にいいノンアルコールビール飲み比べ②。ビアリーとも比較!
香料や人口甘味料など無添加で、なんといっても「おいしい」安心と味を両立できるノンアルコールビールのランキング Part2です!
続きを見る
この記事は、こんな方におすすめ
- ノンアルコールビールはどれも一緒では?
- ヴェリタスブロイは飲めば健康になれるの?
ノンアルコール・ビールの健康効果
ノンアルコール・ビールの健康効果に関する研究を下に紹介します。
マラソン選手の競技後の炎症低下
ドイツ・ミュンヘン工科大学のヨハネス・シェル教授が行った研究。マラソン選手たちに競技前の3週間と競技後の2週間に毎日およそ1.5リットルのノンアルコール・ビールを飲用してもらいました。
実験後、選手たちは、炎症を示すマーカーの血中濃度が低いことが判明。ビールに含まれている「炎症抑制物質・ポリフェノール」の働きが、選手たちの体の回復を早め、さらに呼吸器の、感染症にかかるリスクを低下させたと見られます。研究者たちは、こうしたノンアルコール・ビールの健康増進作用は、体に害があるアルコールを抜いたノンアルコール・ビールだからこそもたらされたと考えています。
食の起源(NHKスペシャル)
毎日1.5リットルのノンアルコール・ビールを飲むって、もう水の代わりに飲んでもらったということですね。
リラックス効果
まずは、京都大学と酒造メーカが共同で行った実験です。(食の起源(NHKスペシャル))
22名の男女にノンアルコール・ワインを150ml飲んでもらい、その後に感じた感覚や気分をアンケート。さらに、リラックスの度合いを示す自律神経の働きも装置で計測。
その結果を、アルコールを含むワインを飲んだ時と比べると興味深いことがわかりました。
被験者が感じた「高揚感」「楽しさ」の強さは、普通のワインと同様に、ノンアルコール・ワインを飲んだ後でも数値が上昇しました。
さらに自律神経の働きを見ると、普通のワインよりも、ノンアルコール・ワインを飲んだ時の方がリラックスしている可能性が示唆されたのです。ノンアルコールのビールやカクテルで行っても、結果は同じ。つまり、ノンアルコール酒でも、ほろ酔いと同じような気分の変化が起きていたのです。
この実験で分かることは下のことになります。
なぜ、ノンアルコールなのに、飲んだときに「楽しさ」「高揚感」「リラックス」が上昇したのかについては、下のように考察されています。
ヴェリタスブロイの栄養価
ここで、ヴェリタスブロイの栄養価について、紹介します。
ビール自体には、ビール酵母が含まれており、ビール酵母の健康効果は広く知られています。その中からアルコールのみ除去しているので、ビール自体の健康効果は得られるわけです。
しかし、ビール風味飲料なるものも巷にあふれ、実際の栄養価を調査しているものが少ないと思います。その中でこのヴェリタスブロイは、厚生労働省登録分析機関にて分析され、その結果を公開されています。PANAVAC
ヴェリタスブロイの栄養成分
ヴェリタスブロイの健康機能性栄養素
こちらが、厚生労働省登録分析機関が行ったヴェリタスブロイの分析結果です。
ヴェリタルブロイには、モルト、ホップ、ビール酵母と醗酵によってもたらされる天然の栄養素を多く含んでいます。
必須アミノ酸
ヴェリタスブロイには、9種類の必須アミノ酸すべてを含む18種類のアミノ酸がバランスよく含まれています。
※充足率:体重50kgの人が1日に摂取することを推奨されている量に対する割合
ビタミン
ビタミンでは、特にナイアシン、ビタミンB6、葉酸の充足率が高いです。
※充足率:体重50kgの人が1日に摂取することを推奨されている量に対する割合
- ナイアシン(ビタミンB3):循環・消化・神経系の働きを促進。皮膚や粘膜の炎症を抑制
- ビタミンB6:タンパク質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
- 葉酸(ビタミンB9):赤血球の形成を助ける。胎児の正常な発育に寄与。
ミネラル
ミネラルも上の3種が多く含まれています。
- カリウム:正常な血圧を保つ
- カルシウム:骨や血の形成に必要
- マグネシウム:骨の形成や歯の形成に必要。多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つ。
その他の栄養素
その他、下の栄養素も含まれています。
- ポリフェノール:抗酸化作用が強く炎症を抑える
- ギャバ:副交感神経を優位にし、リラックスする。
プリン体について
PANAVACでは、プリン体含有量の検査・表示は実施されていません。それは、以下の理由からとのことです。
プリン体は、細胞核内の核酸の主成分であり、本来人間の体に存在するものでエネルギーの伝達に欠かせない物質でもあります。したがいまして、プリン体だけを除去することによる健康へのメリットを見い出せないと考えています。
参考
アルコールの入っているビール350mlのプリン体含有量は平均約17mg程度で、これは白米1杯分の20.7mgより少なく、プリン体摂取制限値の400mgに比べると非常に少ないです。
まとめ
いかがでしょうか?
簡単にまとめると下のようになりますね。
非の打ちどころがないですね。
前述のマラソン選手の実験ではないですが、1日1本健康のために飲むなんてことをしてもいいレベルです。
ビール酵母については、健康補助食品としてサプリでも販売されています。
わたしは、味にも惚れているのですが、飲めば健康効果があると、ますますご贔屓にさせていただこうと思いました。
これからも愛飲していきます。
以前、いろいろなノンアルコールビールの飲み比べをして、ヴェリタスブロイに辿りついています。ご興味のある方は、下の記事もご覧ください。
おいしい無添加ノンアルコールビール!合言葉はドイツ直輸入。おすすめ4品飲み比べ①
香料や人口甘味料など無添加で、なんといっても「おいしい」安心と味を両立できるノンアルコールビールをランキング形式で紹介します。
続きを見る
健康にいいノンアルコールビール飲み比べ②。ビアリーとも比較!
香料や人口甘味料など無添加で、なんといっても「おいしい」安心と味を両立できるノンアルコールビールのランキング Part2です!
続きを見る