投資 読書・本要約

あなたは、自分の心理的悪影響をコンロールできますか?「投資で一番大切な20の教え」

2022年1月8日

こんにちわ!じまろーです。

2022年がやってきました。

投資をはじめて1年が経とうとしていますが、はらはらドキドキの2022年のはじまりです。

今年の投資に関する目標は、自分の投資ルールを確立することです。

そんな私が手に取った、この本。すばらしいです。

「投資で一番大切な20の教え」
ハワード・マークス

ハワード・マークス

世界最大級の投資運用会社「オークツリーキャピタルマネジメント」の共同創業者兼会長。
「リーマンショックで最も稼いだ運用会社」として知られています。
ウォーレンバフェットも「極めて稀にみる実益のある本」と本書を大絶賛しています。

本書では、投資で大切な教えを20個も紹介されています。重要と思われるところにマーキングしたら、本が真っ赤になってしまいました。

その20の教えの中で、今回は私が最も心を打たれて大事だと思った1つだけに絞って紹介します。

大変いい本ですので、是非手に取って読まれることを強くおすすめします!

  

この記事は、下のような方に向けて書いています。

こんな方におすすめ

  • どうやったら、投資のパフォーマンスを上げれますか?
  • 株価の暴落が怖いです。
  • 自分の気持ちがコントロールできません。

心理的要因の悪影響をかわすこと

ここで、紹介するのは、本書の10番目に記載されている「心理的要因の悪影響をかわす」というものです。

  

投資の努力を台無しにする心理

強欲

カネ儲けすることに問題はありません。その利益欲が強欲に変わると大変です。

強欲

特に富や利益に対する並外れた、あるいは全身全霊を傾けるほどの欲心

強欲の力は極めて強大で、常識、リスク回避、慎重さ、警戒感、論理、苦痛に満ちた過去の教訓、強い覚悟、恐怖心などの本来ならば、トラブルに巻き込まれるのを阻止するであろう全ての要素をねじふせてしまいます。

強欲と楽観主義が組み合わさると、下の行動を繰り返してしまうそう。

  • 高いリスクを考えずに高リターンを狙う戦略を採用する。
  • 人気のものを高すぎる価格で買う
  • すでに過大評価されているものを、まだ値上がり余地があると見て保有し続ける。

いや~、わかる。まさにこれです、わたくし。

  

恐怖

強欲の対極に位置します。

いわゆるパニックをおこしてしまうことです。これは説明するまでもありませんね。

  

論理、過去、伝統的な規範を無視してしまう人々の性向

人は、疑わしい投資案件であっても、カネ儲けできそうな可能性があれば受け入れてしまう心理です。

この心理について、数々の著名人が名言を残しています。

  • 自己欺瞞ほど安易な道はない。そうあってほしいと願うことを真実だと思い込めるのだから(デモステネス:古代ギリシャ政治家)
  • 金融に関する記憶が持続する時間は極端に短い(ジョン・ケネス・ガルブレイス:経済学者)
  • 価格上昇は麻薬のように、進むべきか退くべきかを判断する理性を鈍らせる(ウォーレン・バフェット)

  

多数派の見方に同調する傾向

確実に間違った答えでも、周りのみんながその答えを選ぶと、同調してしまうという心理です。

同調圧力と金銭欲の組み合わせは、幾度となく人々の主体性と懐疑主義を奪い、生まれながらにもったリスク回避志向をねじふせ、筋の通らないことを信じ込ませる働きをしてきた。

  

嫉妬

人間の性の中でも特に有害なものと紹介されています。

周りから隔絶された状態では、自分の持ち分にすっかり満足していたものが、他人がもっと多く持っているのを知ると、自分をみじめに感じてしまう。

これは、「FOMO(Fear of Missing Out)」ですね。周りから取り残されることへの恐れです。

投資の世界にいる大半の人は、他人が儲けるのをだまって見ていられないとのことです。

うん、わかるな~。

  

うぬぼれ

相場がいい時期に間違った判断で、追加リスクを取ったものが1番高いリターンを得る。そうすると、周りも認めてくれます。

そして、うぬぼれが強くなることで、運の存在を忘れ、自分に能力があると感じてしまうのです。

この状態で冷静さを保つのは難しいのです。

  

降伏

自分の信念をできる限り貫き通そうとする投資家も、経済的、心理的圧力が抗しがたいほどに高まると、ついに降伏し、多数派の仲間に入ってしまうというもの。

  

飽くことにない欲求、機会損失の恐れ(FOMO)、他人と比べる傾向、集団の影響力、「確実に儲かるもの」に対する幻想。これらは、ほぼ普遍的な要素であり、互いに絡まりあって、ほとんどの投資家や市場に強い影響を及ぼす。

投資家とは、このような心理と戦わなければいけないのです。かなりタフですよね。

  

心理的悪影響のかわし方

上に述べた悪影響について、自分にあてはまらないと感じましたか?理性があれば、感情の負の力に屈することはないと思いましたか?

わたしは、ほぼすべて平均点以上にすべて屈する自信があります。

もう百戦錬磨の投資家たちがいる市場に入っていく勇気も失せそうです。

そんな本書では、この心理的悪影響のかわし方として著者の運用会社で実践していることを教えてくれています。

心理的悪影響のかわし方

  • 資産の本質的価値を強く意識する。
  • 過去のサイクルに関する知識を深め、行き過ぎた相場は手痛い打撃を受けることを知る。
  • 市場が極端な状況にあるときは、心理的要因がひそかに悪影響を及ぼすことをしっかりと理解する。
  • 「そんなにうまい話はない」と思ったら、たいがいその通り。
  • 誤った水準にある相場がさらに誤った方向へ動いているとき、自分が間違っているように見えることがあるが、それを受け入れる。
  • 同じ考えの友人や同僚の支持を得る。

本書では、何度も「本質的価値」という言葉が使われています。

本質的価値

投資、あるいは投資キャリアを成功に導くうえで、最良の土台となるのは「本質的価値」である。買いを検討している資産にどれだけの本質的価値があるのか、しっかりと把握しなければならない。

簡略化して言うと、本質的価値を構成するものは、帳簿上の現金、有形資産の価値、その企業あるいは資産の現金を生み出す能力、そしてこれらの要素が増大する価値である。

買いを検討している資産の本質的価値を推しはかるには、その資産に関しての調査に時間をかけなければいけないということです。簡単な儲け話はないということです。

  

まとめ

いかがでしょうか?

心理的要因のひとつひとつが、自分にも存在することを認識し、これは軽い気持ちでやってると自分の大切な資産を失うことになるな・・と、つくづく思ったのです。

ここで、わたしが「心に刻まなければ!」と思った言葉をお送りします。

逆境で生き残る能力と、良い時期にリターンを最大化することは両立しない。投資家はどちらか一つを選択しなければいけないのだ。

相場が良い時期に守りの投資をしたことで(おそらく最大限とならなかったが)自分のリターンが、リスク予防措置を講じた結果得られたものだと知り、満足しなければならない。

人間の心理は、抗えないものです。特にわたしは、メンタル的に問題ありと認識しています。

これは、ディフェンシブ投資が自分の道だな。そう感じている今日この頃です。

人と比較しないこと。これを心に刻んで、一歩一歩進んでいきたいです。

  

今回紹介さえてもらったのは、本書の20の大切な教えの、ほんの1つです。本当にすべて役に立つことばかりです。

ぜひ手に取って読んでみられることをおすすめします。

今回、紹介できなかった「大切な教え」も今後、記事にしていけたらと思っています。

  

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