こんにちわ!じまろーです。
無性に何かを食べたくなることってありますよね。
それって、体が無意識に自分の身体に不足している栄養素を教えてくれているのだそう。
例えば、下のようなことが、いろいろなサイト等で紹介されています。
- 塩分を摂りたいときは、ミネラル不足
- チョコレートを食べたいときは、マグネシウム不足。
- 脂っこいものを食べたいときは、カリウム不足
わたしは、このようにカラダが発するサインというのは、結構当たってるんじゃないかと感じています。
そんな私が、よく無性に欲するものがあります。
それは「八角」です。英語では「スターアニス(star anise)」です。
ご存じでしょうか?茶色い星型のスパイスです。独特の香りで好き嫌いが分かれるところだと思います。
なぜ「八角」を欲するのか、体が発しているサインは何なのか、気になったので調べてみました。
今回、参考にさせていただいた本は下のものです。
この記事は、こんな方におすすめ
- 八角が好きです。
- 八角は、どういう効能があるの?
- 八角を使った料理ってどういうのがあるの?
八角とは
八角とは、中国原産の「トウシキミ」という木の果実を乾燥させたものです。
この八角。果実の袋が8つあることから名づけられたとのことですが、他にもいろいろな呼び名があって迷います。
原産は、中国南東部からベトナム北東部とされ、紀元前2000年頃から栽培が行われていたとのこと。
現在は、中国南部やインド南部、インドシナ半島などで広く栽培されています。2009年時点では、中国が生産量8割(65000トン)を占め、その9割は中国で消費されているそうです。
なんといっても特徴はあの香り!下のような香りや成分が含まれています。
- アネトール:甘い香り(八角の精油成分の8割以上がアネトール)
- エストラゴール(メチルカビコール):バジルの香り
- シネオール:ローリエの香り
- リモネン:柑橘系の香り
- ピネン:松の香り
香辛料としての八角
八角はスパイスとして世界中で使われています。
中華では東坡肉(トンポーロー)や、北京ダック、杏仁豆腐が有名です。中国のミックススパイスである五香紛(ウーシャンフェン)の中心選手でもありますね。
台湾の魯肉飯(ルーローハン)、そして、私の大好きなマレーシアバクテーやベトナムのフォーなど東南アジアの料理にも欠かせないものです。
インドのカレー界でもスターアニスは、ゆるぎない地位を確立していますね。
そして、ヨーロッパでは、フランスとスペインで16世紀から菓子やリキュールの風味付けにスターアニスが使用され始め、フランスのタルトタタンや、スペインの豚肉の煮込みなどに使われます。
手っ取り早く八角を摂りたいときは、スターアニスティーというのもあります。(THERMOSレシピサイト)
医薬品としての八角
そして、八角には医薬品としても優秀で、多くの漢方薬にも使用されています。
八角には多くの薬効があるのですね。特に体を温めて痛みを解消する作用が強いとのこと。
下のような症状の改善が期待できます。
「冷え」と「消化不良」「気分の落ち込み」に効く!ということですね。胃腸もメンタルも元気出したいときは八角!ということです。
八角の主成分であるアネトールとリモネンが、健胃作用を担当し、ストレス緩和にはピネンやエストラゴールが力を発揮するそうです。
中国南部からベトナムと温かい気候で栽培されているものが、冷えに効くというのはおもしろいですね。
まとめ
いかがでしょうか?
わたしが、八角を欲する場面をよくよく思い出してみると、夏ばて気味で食欲がないときや、疲れていて元気を出したいときなんですよね。
そうかぁ!と腹落ちしましたね。
冷え解消というのだけは、しっくり来ないですが、実は冬場は末端冷え性なので、それも体からサインが出ているのかもしれません。
つまり、無性に八角を欲してしまうとき、それは、体から下のようなサインが出ていると考えてよさそうです。
体からのサインは無視せずに、すぐに八角を食べて元気だしてください。
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