こんにちわ!じまろーです。
ドイツに行ってまいりました。さすがビールの国ドイツだけあって、ノンアルコールビールも充実していて、味も最高です!
ほとんどのレストランには、ノンアルコールビールが2,3種類はメニューにあって、それを飲み比べという贅沢なこともできます。
ということで、今回はドイツから持ち帰ったノンアルコールビールたちを紹介します。
この記事は、こんな方におすすめ
- ドイツに行くけど、お土産を何にするか悩んでいる。
- ノンアルコールビールで、おいしいのを探している。
- 日本でも手に入るおいしいものも探したい。
- ドイツビールの底力を知りたい。
ドイツのノンアルコールビールの立ち位置
2023年、ドイツにはノンアルコールブランドが700以上あり、ドイツのビール市場におけるノンアルコールビールのシェアは7%となっているそうです。
さらにノンアルコールビールのドイツ人気は急上昇中で数年後には、シェア10%にまでなると予想されています。
この人気の理由には、単なるビールの代わりだけではない需要があることが挙げられます。
甘いソフトドリンクを飲むより、すっきりしたノンアルコールビールの方がいいって人が多いんですね。
私はお酒をやめた口なので、どうしてもビールの味が再現されているかは気になるんですが、甘ったるいソフトドリンクは砂糖たっぷりで、いいとこなしなんで、ノンアルコールビールを飲むってのは、よく分かります。
ノンアルコルビールは、葉酸やビタミンB12が豊富に含まれていて、健康ドリンクとして最適なのです。
ドイツビールの基本
ドイツのノンアルコールビールを語る前に、ビールの分類について、おおまかに説明します。
ドイツでは、地域ごとにビールが作られておりそれぞれ原材料や作り方が少しずつ違い、特色があるのですが、ビールは製法によって大きく2つに分けることができます。
ドイツを含め、世界各地で作られるビールは、この2種類の製法のどちらかに属します。
(実際は、自然発酵ビールというのもありますが、ドイツでは流通はしていません)
上面発酵ビール(エール)
上面発酵酵母を使い、20℃前後で約2週間という短期間で発酵させる醸造法。発酵中に酵母が浮いてくるためにこう呼ばれます。
上面発酵ビールの代表するもののひとつが、ヴァイツェン(Weizen)/ ヴァイスビア(Weißbier)です。
南ドイツで広く飲まれているヴァイツェンは、「小麦(Weizen)」のビール。かの有名なビール純粋令(原材料を水・ホップ・麦芽・酵母に限定する)の中にある、麦芽に小麦麦芽を50%以上使用して造られたビールです。フルーティーな香り、またクリーミーな泡と炭酸とで喉越しも楽しめます。
下面発酵ビール(ラガー)
下面発酵酵母を使い、5℃程度の低温でじっくりと時間を掛けて発酵させる醸造法。最終段階で、酵母がタンクの底に沈むためにこう呼ばれます。
下面発酵ビールの代表するものが、ピルスナー。ドイツではピルスと呼ばれます。特に北ドイツでよく飲まれており、ドイツ全体のおよそ65%がピルスで占められているといいます。切れのあるのど越しと、透き通るように美しい淡色のビールが特徴です。
持ち帰ったノンアルーコールビール達
ドイツのスーパーマーケットを何店かまわって、購入したノンアルコールビールたちです。瓶に「ALKOHOL FREI」と記載があるので分かりやすいです。
持ち帰ったのは下の5種類ですが、スーパーにはまだまだ多くのノンアルコールビールが並んでました。スーツケースに入るならもっと持って帰ってきたかったです!ドイツでは、日本よりもノンアルコールビールが市民権を得ていました。
右から
- ERDINGER(エルディンガー)Weizen ALKOHOLFREI
- Krombacher(クロンバッハ)Weizen ALKOHOLFREI
- Licher(リッヒャー)PILSNER ALKOHOLFREI
- Warsteiner(ヴァルシュタイナー)PILSNER ALKOHOLFREI
- Franzishaner(フランツィスカーナー)Welssbier ZITRONE ALKOHOLFREI
上面発酵のヴァイツェンが2種類、下面発酵のピルスナーが1種類、ヴァイツェンビールをレモネードで割ったビールが1種類です。
それぞれ紹介します。
ERDINGER(エルディンガー)Weizen ALKOHOLFREI
1886年、バイエルンに設立された醸造所で、ドイツで8番目に人気のあるビールブランド(2021年)です。
ヴァイツェン(Weizen)の白ビールはおいしいです。私はノンアルコールヴァイツェンビールにはまりました!
ヴァイツェンビール特有のフルーティさがあって、飲みやすいです。
こちらのノンアルコールビールは、今回持ち帰った中で唯一、日本の通販で購入可能で、早速ケース買いました。
Krombacher(クロンバッハ)Weizen ALKOHOLFREI
ドイツ中部の町、クロンバッハで1803年に創業されました。特にピルスナービールで有名で、ピルスナーや柑橘を加えたノンアルコールビールもラインナップがあります。2021年のデータで、ドイツNo.1の人気を誇るビールブランドです!
このヴァイツェン(Weizen)ビール!が、最高にうまいです!全く水っぽさがなく、ヴァイツェンビール特有のフルーティさがあります。
このクロンバッハ ドイツのレストランで初めて飲んだ時は、あまりのうまさにノンアルコールビールとは信じられないくらいでした。
Licher(リッヒャー)PILSNER ALKOHOLFREI
1854年設立の「リッヒャー」フランクフルトの北部の町、リッヒに醸造所があります。
フレッシュの中にほのかにここちよい苦みが感じられます。のど越しもすっきりしていて、おいしいです。
Warsteiner(ヴァルシュタイナー)PILSNER ALKOHOLFREI
1753年のドイツの小さな街、ヴァルシュタインで醸造が始まりました。設立のドイツ有数のピルスナーブランド「ヴァルシュタイナー」
2021年のデータでは、ドイツで3番目に人気のあるビールブランドです。
ピルスナー特有のさわやかなのど越しとマイルドな味。さすがは、ドイツ3位の実力です。
Franzishaner(フランツィスカーナー)ZITRONE ALKOHOLFREI
ミュンヘン市民に深く愛されている「フランツィスカーナー ヴァイスビア」。こちらの醸造所のルーツは1363年にまで遡ります。
ZITRONは、日本語ではレモンのことです。ドイツでは、ビールをいろんな柑橘のジュースで割って飲むのもメジャーなビールの楽しみ方となっていて、すっきりして飲みやすいです。
フランツィスカーナー ヴァイスビアをレモネードで割ったものが、このビールです。甘すぎず、それでいて飲みやすいのがいいです。
まとめ
いかがでしょうか?
ドイツのノンアルコールビール熱いです。ぜひ行く機会があればトライしてください!
ピルスナーののど越しも捨てきれないですが、個人的にはバイツェンのノンアルコールビールの味に感動し、完全に虜になってしまいました!
「ERDINGER(エルディンガー)Weizen」は、日本でも購入できてオススメです!
しかし、もしドイツに行くことがあれば、 「Krombacher(クロンバッハ)Weizen」を飲んでもらいたい!常識を覆すうまさです!日本で買える日を夢見ています!
また、今紹介したピルスナーは日本で購入できませんが、下のものはピルスナーで日本で購入可能です。おいしいのでおすすめです。
2021年データで、ドイツ5番目に人気のあるビールブランドです。
このビールについては下の記事で飲み比べしてますので、参考にしてください!
健康にいいノンアルコールビール飲み比べ②。ビアリーとも比較!
香料や人口甘味料など無添加で、なんといっても「おいしい」安心と味を両立できるノンアルコールビールのランキング Part2です!
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ノンアルコールビールも含めた、ノンアルコール飲料の健康効果については、下の記事で紹介しています。